soil



soilは左官の技術、素材を使用した製品です。
左官職人によって一つ一つ手作りされています。

優れた吸水性や耐熱性をもつ魅力的な素材である反面、大量の水を含むともろくなったり、
環境によってはカビ発生の可能性のある、繊細な製品となります。

快適にご使用いただくために、下記をお読みください。 

BASIC

Q1 soil製品に使われている主な材料は何ですか?

珪藻土(けいそうど)という植物性プランクトンの化石を焼成したものです。

Q2 珪藻土の特性は?

目に見えない程の微細な孔(あな)がたくさんあり、(多孔質と呼びます)その孔に水や湿気を吸い取ります。

Q3 soil製品の色は、着色ですか?

いいえ。全て自然素材の色味です。
珪藻土の自然な色合いをそのまま製品に取り込んでいます。
秋田県産や石川県産の珪藻土など、見た目にもやさしく軽やかな4色のシリーズ展開です。

WHITE:秋田県産珪藻土
BLACK:秋田県産珪藻土+炭素系顔料
PINK:石川県産珪藻土
GREEN:秋田県産珪藻土+石川県産浅黄土

Q4 製品に見られる色ムラや斑点は?

soil製品は左官職人が一つ一つ手作りしているため、混ぜ合わせた材料を固める際にうまれる色の濃淡などが模様に見える場合があります。品質上問題ございませんので安心してご使用ください。

Q5 soil製品は、落としたり、力を加えたりすると割れますか?

はい、割れます。
soil製品は珪藻土の特性を損なわないよう、焼き固め加工を施していませんので、衝撃で割れる恐れがあります。

FRESHENなど「リサイクルアッシュ」を含む製品は、材質が非常に柔らかいので、特にご注意ください。

破損した際、破片にはご注意ください。

Q6 soil製品を移動させる際に気をつけることはありますか?

乾燥した状態で、両手で全体を持って移動させてください。
大量の水を含むと珪藻土はもろくなるので、割れる可能性があります。 
特にディスペンサートレー、アメニティトレーを移動させる場合には、お気をつけください。

また天日乾燥をする際に壁などに立てかけることはお避けください。

Q7 割れた場合は、接着剤などで貼り合せて使用する事は可能ですか?

残念ながら、接着剤等で貼り合わせることは出来ません。

Q8 割れた場合、又は不要になった場合の処理の方法と再利用の可否は?

処分の方法は、陶器と同様にゴミとして、所定の方法で廃棄してください。
布製などの通気性が高い袋に入れ、乾燥剤として再使用することは可能ですが、破片でケガをする恐れがありますので、十分ご注意ください。
その際、珪藻土から微粉が出る事もご承知おきください。

Q9 soil製品のお手入れ方法は?

基本的なお手入れは、天日乾燥です。
汚れやシミがついた場合は、漂白剤を塗布し、1分以内に流水で洗い流し、しっかりと天日乾燥させてください。
ドライングブロックやフードコンテナなど、食品を入れるものは特に完全乾燥が必要です。
乾燥したように見えても内部に水分を保持していますので、必ずよく乾燥させてからご使用ください。

バスマットライト、バスマットアクア、バスマットウェーブのお手入れ方法について、反りの原因になりますので、天日乾燥はお避けください。
反った状態で使用すると割れる恐れがあります。

Q10 お手入れする際、石けんで洗っても大丈夫ですか?

目詰まりを起こしカビが発生する原因となりますので、ご使用はお避けください。

Q11 脱臭力には限りがありますか?

脱臭しなくなったと感じた場合は、一定期間使用したら時々外に出して外気にさらし、乾燥させていただくと効果が戻ります。 ドライングエッグはおよそ30分間、フレッシェンは10分間、を目安に水に短時間浸けることで、さらに脱臭力が回復しますが、長時間浸したままにしないでください。

※ 内部に浸透した水分を完全乾燥(夏場で丸一日が目安) させた上でご使用ください。
※ 電子レンジでは乾燥できません。

Q12 主材料の珪藻土について、放射能汚染は心配ありませんか?

soilに使用されている珪藻土の産地は秋田県と石川県であり、地中40メートルから掘り出されています。
珪藻土を生産しているメーカーの放射能検査でも検査値はゼロとなっており、セシウム等の汚染は全く認められません。

Q13 soilのロゴが入っている面が表ですか?製品により異なります。

ほとんどの製品は、ロゴのある面が裏になりますので、ロゴ面を裏にしてご使用ください。

例外として、アンブレラスタンド、バスマットライト、バスマットアクア、バスマットウェーブ(ロゴ面を上面にして使用)などがあります。

Q14 なぜ、ロゴを裏にして使用する必要があるのですか?

必ずロゴ面を裏にして使用していただきたい製品は、バスマット、バスマットスクエア、コースターです。
※バスマットライト、バスマットアクア、バスマットウェーブは除きます。

バスマット2種は、材料を型に入れ、上から鏝(こて)で平滑に仕上げているので、型に接するロゴ面側がより平滑に仕上がります。
割れを防ぐため、その平滑面を下にしてご使用いただくようにおすすめしています。

またコースターは、裏面にキズ防止のシリコン塗布をしており、裏面は吸水しません。

BATH

 

Q1 バスマット類の耐荷重量は?

バスマット、バスマットスクエアは80kg、
バスマットライト、バスマットアクア、バスマットウェーブ、GEMは130kgを目安にしてください。

Q2 バスマットシリーズの違いは?

項目 バスマット
バスマットスクエア
バスマットライト
バスマットライトリバーシブル
バスマットウェーブ
バスマットアクア
バスマットラージ
GEM バスマット S
GEM バスマット M
GEM バスマット standard
GEM バスマット L

(GEM バスマット リバーシブルを含む)
材質 珪藻土 + 石膏 珪藻土 + 紙繊維 珪藻土 + ひる石 + 紙繊維
ホワイト・ピンク・
ブルー・グリーン
ホワイトのみ1色
サイズ バスマット
D300×W500×H25mm

バスマットスクエア
D360×W360×H25mm

ライト
D425×W575×H9.5mm
ウェーブ
D280×W500×H9.5mm
アクア
D425×W575×H9.5mm
ラージ
D575×W850×H9.5mm
S
D285×W425×H9.5mm
M
D425×W425×H9.5mm
standard
D425×W650×H9.5mm
L
D530×W880×H9.5mm
厚み 厚い(約25mm) 薄い(約9.5mm)
強度 落とすと割れる 落としても割れないが、力が加わると凹む(特に側面)
質感 ひんやりしている 外気温による温度の変化はない
吸水性 バスマット・バスマットスクエアより若干吸水性が高い
乾かす場合 天日干し 陰干し
(反りの原因になるので高温になる場所には置かない)
汚れた場合 泡状の漂白剤をふきかける。
サンドペーパー(#240程度)でこする(吸水力が落ちた場合も同様)。
雑菌の対処 アルコールスプレーをふきかける。
注意事項 平らな床の上に置く。直置き(布やタオルなどを下にひかない)。
毛足の長い絨毯やマットの上、クッションフロア等のやわらかい床材、段差のある場所では使用不可。
床暖の上では使用不可。水洗い不可。

Q3 バスマット類の下に何かを敷いて使用しても大丈夫ですか?

珪藻土の特性を損なわないよう、焼き固め加工を施しておりません。
割れる恐れがありますので、毛足の長い絨毯やマットの上、クッションフロア等のやわらかい床材、
段差のある場所に置かないでください。

Q4 バスマットライト、バスマットアクア、バスマットウェーブに白い模様や茶色の斑点、黒い砂のようなものが見えるのはなぜですか?

材料の混ざり方によっては、見える場合があります。
また、製造過程で小さなヒビも発生します。
吸水力には特に影響はありません。
安心してご使用ください。

Q5 バスマットカバー類のお手入れ方法は?

40度以下の水で手洗い、もしくは洗濯ネットに入れて洗濯機の弱流水で洗ってください。
塩素系洗剤、漂白剤、柔軟剤は使用しないでください。
アイロンは布の上から中温でかけてください。
石油系ドライクリーニングは可能です。
乾燥機は使用しないでください。
他の洗濯物と一緒に洗わないでください。

Q6 グリーンのソープディッシュを使用していたら、石けんに色移りしたのですが、原因は何ですか?

グリーンの製品は材質の特性上、色素が出てくる場合があります。
自然に出てくるものですので品質上問題ございません。

Q7 ディスペンサートレーはバスルーム、シャワールームの中で使用できますか?

バスルーム、シャワールームでのご使用はお控えください。
割れる恐れがありますので、常に水がかかる場所に置いたり、長時間湿った状態にしないでください。
湿った状態で移動させると破損する場合があります。

 

LIVING

 

Q1 ドライングサックのお手入れ方法は?

外袋が汚れた場合は、内袋を取り出し洗濯してください。
内袋は乾燥させてください。

色移りの原因になりますので、濡れた靴へのご使用はお避けください。

Q2 ドライングチューブの生地は、綿素材ですか?

いいえ。外袋はポリエステル100%、内袋は不織布になります。
生地には、抗菌加工を施しておりますが、
使用環境によってはカビが発生したり、接地面(窓枠素材など)が変質する恐れがあります。
結露吸水に使用される場合は、長時間湿った状態にしないでください。

Q3 ドライングチューブの吸水・吸湿力は?

製品全体の体積の約半分の水を吸水します。
範囲については、湿度や環境によって異なるため、明確な基準はありません。

サッシなどで結露吸水させたのち、クローゼットなどでの除湿に使用される場合は、
製品内部の水分がクローゼット内に放出されないよう、
必ず丸一日、天日乾させた上でご使用ください。

速乾性に優れた生地でできていますが、何層にも重なっているため、乾燥には少し時間がかかります。
内袋を取り出し、外袋を別々に干すことで乾燥をはやめることができます。

KITCHEN

Q1 ドライングブロック、フードコンテナなどの食品保存に関する製品が変色したのですが、原因は何ですか?

塩などのミネラル成分が吸着して変色していると考えられます。
製品には特に影響はありません。

Q2 ドライングブロックやフードコンテナで保存できない食品はありますか?

湿度を必要とする食品(砂糖など)の保存はお避けください。

Q3 ドライングブロック、フードコンテナ、チャサジなどの食品保存に関する製品は洗えますか?

基本的には洗わないでください。ご使用前に気になる場合は、濡れたフキンなどでふいてください。
また吸湿効果が低下した場合は、付着したものを取り除き、乾燥させてから再度ご使用ください。
BASIC Q9「soil製品のお手入れ方法は?」をご参照ください。